2017年10月08日

連休最終日の夜

国慶節と中秋節を一緒になっちゃった今年の10月連休もとうとう最終日の夜に到達してしまいました。例の如く、少々物憂いの気分だ。
別に出勤恐怖にかかっているわけではない、むしろ帰省のような非日常は10日ぐらいは限度で、これに近づくと日常の調子とリズムが恋しくなる。深夜移動や長時間渋滞の疲れが残っているからかもしれない。あるいは親戚付き合いはそもそも不得意な僕に負担を感じさせているのかもしれない。いくつ連休中の写真をアップして、思い出に記録しよう。
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今年の中秋の明月
4日夕飯後、家内実家の庭で涼をとっていたら、対面の山の頂の雲が明るくなり、程なく月が登り厚いイワシ雲から顔を覗かせた。
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年季の入った階段梅州従弟の実家の旧宅
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梅州の名物料理 腌面(エンメン)コクの葉と豚肉のスープ、混ぜ面がセットになって 朝食の定番だ
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大きな邸宅
従弟実家のすぐ隣にある大きな邸宅、元国民党将校の住所だとか

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梅州橋 梅州両側開発が進んでいる。



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2017年09月28日

Build Your DreamよりBuild My Dream

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BYDのE6 タクシー すっかり深センの顔に、
17年モデルでは一回充電の走行距離は450km

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深圳の公共バスの約90%15000台が電動バスだ。

先月に、腕利きで、しかも美人の部下一人が突然離職した。残念な思いを二重に味わったのだが、新たの勤め先はBYD(比亜迪)だから、時の企業に転職できたことなので、彼女に花束と祝福を送りました。


最近何かと騒がしいEV(電動自動車)のトレンドで、メディアの報道で、日本でも名前を知られるようになったBYD。95年に創立、本社が深セン、香港上場した企業だ。バッテリー製造からスタート、15年前に企業買収して車製造に参入、今は世界EV車の40%を作り出し、アメリカのテスラとしばしば並べて論じる、EV車の潮流のトップに走る企業だ。


車を作り出した初期で、カローラライクな車を発売し、安い価格と強引な販売促進策で一時市場を席巻したが、品質や販売トラブルで、拡大路線の見直しが余儀なくされた。

BYD創業者で会長の王伝福の「いつか、トヨタを超える企業になる」との豪言壮語を鼻で笑った記憶があります。“王さんよ、車作りには文化のような長年の蓄積が必要だよ、”みたい調子で


BYDが電動自動車のE6が出したのは約6年前、深セン政府の強力な後押しで、シンセン市のタクシーに採用され、電動バスとともに、公共サービス部門中心にシェアが順調に拡大しました。

その電動バスは海外にでも輸出され、ロンドンの次世代バスにも選ばれたのだ。それだので、今年、革命と叫ばれて、欧州が震源として世界規模でのEVシフトの雪崩が起きていたが、既に何年も電動自動車のサービスをたっぷり享受してきた一深セン市民からみると、「なにを、今さら」といいたくもなる。

今でも、車は現代文明の縮図で、それを発明し、発展して来た伝統あるメーカーには相応な敬意をもっている。

がしかしだ。いま車産業が直面するのは、なにもEVだけではない。自動運動へうねりもしっかり、個人的にカーシェアリングの発達が、車所有する価値を問う地殻変動で、単純の技術革新よりも深遠な影響をもたらすと思う。

しかも、電動化、自動運転、シェアリング、お互いの相性が非常によく、運転の楽しさと縁が遠く、個人所有の価値観を転覆し、ただただ社会的生産性の高い交通手段に向かい、進化の完遂に執着しているように見える

私も言うのも恥ずかしいほど、車が使っていない。冬だと、バッテリーが上がることを心配して、わざわざ地下駐車場へ行き、エンジンだけ吹かすこともしばしばだった。それなのに、保険、駐車場料金、メンテ、年検、馬鹿らしく感じるのも無理ないことだ。すくなくとも大都市圏生活する人はこれに似ている思いをしている人も多いだろう。

ん、うまく、纏まらない。

本業がバッテリーの強み、海外の大手メーカーよりも先行したEV車の大量生産、世界の潮流と政府の支援、巨大な国内市場、波に乗りに乗ったBYD。その成功するを疑うのは無理がある。敢えていえば。合理的な交通工具ではなく、電動車でも、テスラのような洗練されたデザイン、運転でも楽しめるような野心的な車を作って欲しい。なんだかんだいって、私も車のような「もの」を所有する行為にこだわり、夢を満たされる世代の人間だ。占有欲をくすぐり、心を躍らせてくれるような車が出れば、例え車庫に置くコレクションとしても入手したい。恐らく愛人を囲みたい衝動に似ているかも、いや、どんな気持ちは知りませんよ

posted by daydayup at 01:02| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年09月24日

絢爛と暗闇、いったりきたり 我が道が行く第5回

私どうしてスラム街でも下町とでもいうような「城中村」ばかり好んでいくのでしょうか。
時にはこう自問するが、
でも、これら自分の撮った写真を見ると、この謎を解くヒントがふんだんにちりばめて
いたことが納得する。

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メイン通りから城中村に入るには、階段を登ったり、降りたり、歩道橋をわっ渡ったり
するケースが多い。入口の階段から撮った一枚。屋台とはいえ、肉、野菜、魚介類が
一通り揃えて、暗闇に食材だけが鮮やかにてらされていた。

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下町の生鮮市場では夜遅く営業します。私がよく回る9時ごろではさすが半分ほどが既に
店じまいして、客もまばら。

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飲食店では営業時間がもっと遅く、朝方まで営業のも珍しくない。深センもある意味
「不夜城」だ。

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城中村の細い路地、手前は床屋さんの看板、カットのみで10~15元(250円)、
パーマは40元(約700円)だ。表通りの店の3分1以下の値段だ。物価の安さも城中村
の魅力の一つだ。消費しなくでも、親近感を覚える。

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少なくでも、自身が城中村で特に危険が感じませんが、無暗にレンズを向けないほうが
賢明と悟る雰囲気も場所場所には体感する。

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路地が入り込んで、真っ暗の路と無駄に明るい通りが交差する。
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屋台の裏で、男の子に勉強を教える若い女性、お姉さんでしょうか。
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posted by daydayup at 02:11| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする