最近はポットキャストで「ラジオ版 学問ノススメ」を聞いている
出演した作家の山本一力さんの
愉快な自電車操業人生論の話が面白かったので、
自身にひるがえって、所感をのべてみる
まず山本一力さんは自身の人生経歴を踏まえて、
明日を味方にするには、自転車を漕ぎ続ける(常に努力する)という
心構えというか人生論を推奨している。
それを矮小化した形で、自身に暗示をかけたいのはつまり
「煩雑なことも淡々とこなせるべき」ということだ
なにを言っているというと
僕は世辞でも勤勉とはいえず、
そしてやる気のないことはギリギリまで先のばすのは習性で
そうすると
「いやだな、あれも、これもまだやってないのな」という漠然の憂うつが
慢性的に垂れ込んでいるのは日常であった。
さすがに年を取って、色々と責任もあるので、
近年では緩やかな改善傾向にあるが、
熱く語る山本一力さんの話をきくと、
そうだよな、ペタルを漕ぎ続ければいいだけの話だよな、
やりたくない、やっていないことで気を揉むよりは
やってしまえばほうがずっと気楽で、生産性が高い前向きだよなと
そうだよな、
胡散臭いの成果報告作成の嫌悪を最低限に抑えるには
ささっとそれを済ませるのは一番ですし、
あれほどいやだと思っているXさんとの折衝でもやってみれば
意外とすんなりいくことも往々にあることだ。
もっと大きくいうと、
投資やなんの調子に金持ちになってのんびり遊んで暮らしという幻想が
依然棄てきれないので、現実の現実さに嘆くことに、
それならいっそうペタルを踏み続けることを決心すればスッキリするだろうと
思ってしまうのだが、